中編3
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同居人は...

青二才です。

今回も下手な文ですが、暇だったら見てください。

大学生のAが、新築のマンションに引っ越した。友人のBは、荷物整理の手伝いもかねて、新築のAのマンションへ遊びに行った。

荷物整理はBが来るのが遅かったこともあり、終わった時にはすでに午後十一時をまわっていた。

Bは帰るのがめんどくさいからと、そのままAの部屋に泊まることにした。

二人がビールを飲みながらくだらない話をしていると、突然Aが、

「面白いもの見せてやろうか」と言ってきた。

「何だよ面白いものって」

「いいから静かにしてみろ」

「...何だ今の!」

足音がした、しかも、この部屋の中を行ったり来たりしている。自分たち以外はだれもいない、しかしその音は、明らかに部屋の中を歩き回っている音だった。

「この足音何なんだよ!」

「幽霊の足音だけど」

「えっ、ゆっ幽霊!?」

「別に何も困るような事はしないから。びっくりしたか?」

びっくりして当然だった。Bは、こんな経験はじめてだった。

Aが話すにはこういうことらしい。

二年前、ある日突然あらわれ、

「これから一緒にすまわせてもらうわ」

こう言われたのだと言う。さいしょこそ、恐怖と隣あわせの日々をおくっていたが、何か悪さをするわけでもなく、次第になれていったのだと言う。今では、パートナーみたいなものらしい。

Bにはそんな話信じられなかった。Bには声が聞こえるどころか、姿すら見えない。

しかしAにはその姿が見え、その声が聞こえると言う。かなり美人の、ショートカットの女性らしい。

Bは何か変な事がおこるかもしれないとびくびくしながら過ごしていたが、何事もなく無事に次の日、自分の家に帰宅した。

それから数日たったある日、Bが自宅でのんびりテレビを見ているとAから電話がきた。

「もしもし、どうしたA」

「Bか、俺さ...」

「?、何だよ」

「俺...彼女のこと好きなっちゃった。」

「彼女ってだれだよ?」

「彼女だよ、俺の同居人の」

「は?、おまえは一人暮らしだろ。....まさかおまえ!」

「俺、彼女と一緒に逝くことにした。...今まで本当にありがとう」

電話はそこで切られた。

「ばかやろう!!」

Bはバイクに乗り、急いでAのマンションへ急いだ。

「逝かせてたまるか!」

Bは、必死の想いでAのマンションにたどり着いた。

Aの部屋の前、恐怖心を押さえながら、ドアノブに手をかけようとした時、ガチャリ、と鍵が開いた。

「何だ、Aは生きてるのか」

Bは安堵の気持ちとともに、ふざけたことしやがって、という怒りにかられ、思いっきりぶん殴ってやろうと思い、玄関のドアを、いきおいよく開けた

目に飛び込んできたのは、リビングにつりさがっているAの姿だった。

えっ?と驚くまもなく、

「あなたも一緒にくる?」

若い女の声だった。

すぐに部屋を飛び出し、Bは救急車をよんだ。

Aは助からず、人生にいきずまり自殺ということになった。

「あいつはもともと女に騙されやすかった」

葬式の時、Bはそう友人にこぼしたという。

怖い話投稿:ホラーテラー 青二才さん  

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