短編2
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女王様

いつの時代かどこの国か定かではないけれど一人のそれは美しい女王様がいました。

森の奥のとても広いお城に家来の男2人と住んでいたのです。

ある時森をぬけたところにあるちいさな村で娘が消えるという事件がおきました。

時がたつにつれて娘たちはどんどん村から消えていきます。

美しい娘ばかりが。

村人は女王の城へ出向き「村の美しい娘ばかりが次々に消えています。何かしりませんか?」とたずねました。

すると「存じません。私が娘さんたちをさらってもなんの意味もありませんし。あの深い森をぬけて村に行く勇気などありませんもの」と答えるのでした。

村には若い娘がもうほとんどいません。

どうしたものかと村人が頭を悩ませていたある日、森にでかけた狩人が娘の悲鳴をききつけました。

急いで声のする方に行ってみると黒いローブをきた2人が娘を無理矢理さらっていこうとしていました。

すぐさま狩人は2人を捕まえると村につれていきました。

村長「今まで村の娘たちが消えていたのはすべてお前たちの仕業か」

と問いただすと2人はすべて白状しました。

2人は女王様に仕える家来の男だったのです。

実は女王はすごい怪力の持ち主でとても癇癪もちで狂暴でありとても逆らえないこと。

村の娘をつれてこいと頻繁に命令され断れば自分たちの命が危ないので従っていたこと。

そして…‥

娘たちをアイアンメイデンに閉じ込め生き血をしぼりだしていたこと。

その生き血をためて入浴していたこと。

すぐに国が動きだし家来2人は死刑。

女王は貴族であったため死刑にはできず自分の城で終身刑。

若い娘の生き血が美容にはとっても良かった、というのが殺害の理由らしい。

ちなみに中国の西太后も同じことをやっていたらしく、自分より美しい女性を見つけると達磨にして生き地獄をあじあわせたとか…‥でもそれはまたの機会に★.

駄文失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 林檎さん  

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