短編1
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天井の音

ある夜私は仏間で寝ていました。

そしたら天井から「トントン、トントン」という音が聞こえてきました。

私はマンションの最上階に住んでいるので上にはもちろん誰もすんでいませんし物音なんかするはずもありません。ですが私は寝ぼけていたのかそのことを気にもとめませんでした。

そしてまた次の日の夜、

天井から「トントン、トントン」と物音が聞こえてきました。

またかよと思いながら私は物音を気にせずに、寝ようとしました。

次の瞬間「トントン、トントン」だった音が「ドンドン、ドンドン」という大きな音に変わり、私はびっくりして飛び起きました。

しばらくして物音はやんで、私は安心して横になり眠りにつきました。

翌日、買い物にいこうと思いマンションのエレベーターのボタンを押してエレベーターを待ってました。

そのとき私の周りには誰もいませんでした。

すると突然後ろから肩を叩かれました。

さっきも言ったように私の周りには誰もいません。肩なんか叩かれるはずがないんです。

恐怖で振り向くこともできず、私はただ前だけを見て恐怖と戦ってました。

そしてエレベーターが来るのと同時にその気配が消えました。

私は買い物に行くのをやめ、家に戻りました。

あれから天井の物音も聞かなくなりました。

あの物音と肩を叩かれたのは何だったのでしょうか。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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