短編2
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御守り

今からする話は、僕が高校の友達から聞いた話です。

ある町に、A子という女の子が住んでいたそうです。

A子の両親は、A子が小さいころに離婚しA子は妹といっしょに母親の方について行ったそうです。

それから何年か過ぎ、A子は高校生になりだいぶん生活も楽になり 親子3人で楽しくすごしていたやさきに、

突然、母親が倒れてしまいました。

原因は、私たちを養うために 一生懸命働いた仕事の疲れでした。

母は相当疲労がたまっていたのか、もう体力の限界だったそうです。

母は最後の力を振り絞って、私に話しかけてきました。

もし私が死んだら妹と仲良く暮らすんだよと言って、母はポケットから小さな御守りを出して 私にくれました。

そのとき私はぜんぜん今おきていることが理解できず ただ泣いていました。

それから数時間後、母親は死んでしまいました。

私と妹は何日も何日も泣き母親が死んだことを受け入れることができませんでした。

それから数年がたち、ある私の友達のB君が急に、そのカバンについている御守りの中になにが入ってるんと聞いてきました。

私はすっかり母からもらった御守りのことを忘れていました。

今まできずかなかったけど、 その御守りは中に何か入っているようでパンパンでした。

私は中のものが気になって友達と御守りを開けてしまいました。

すると中に紙が入っていました。

私は紙をとり、その紙を見た瞬間 私は今まで感じたことのないぐらいの恐怖をあじわいました。

紙には文章が書かれていました。

あんたなんて生まれてこなかったら良かったのに

怖い話投稿:ホラーテラー T君さん  

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