短編2
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赤いクレヨン

俺的にはあまり怖くないのですが、友人があまりにも怖いと言うので投稿しました。

これは、中古で待望の一軒家を手に入れた夫婦が体験したという都市伝説です。

その一軒家に引っ越してきた日、荷物を整理しおえた二人は廊下である物を拾った。それは赤いクレヨンだった。二人に子供はいないし、美術関係の仕事をしているわけではないのでクレヨンが落ちているなんてあり得ない。二人は不思議に思ったけれど以前に住んでいた人の忘れ物だと思い、深くは考えずにクレヨンを捨ててしまった。

数日後、夫が仕事から帰ってきた時、また廊下に赤いクレヨンが落ちているのを見つけた。その事を妻に言うと、彼女は青ざめた顔で「私も昼間に、同じ場所で赤いクレヨンを拾ったのよ」と言った。気味が悪くなった二人は、クレヨンが落ちていた廊下に行ってみた。その時、二人はこの家の間取りの奇妙な点に気づいた。部屋のつながりを考えると、赤いクレヨンが落ちていた廊下の横には部屋があるはず。でも、そこには壁しかなかった。二人が部屋があるはずの壁をたたいてみると奥に空洞があるような音が響いた。それを聞いた二人は壁紙をはがしてみた。すると釘で打ちつけられたドアが現れた。

ドアを開いた二人は衝撃の光景を目の当たりにした。

その部屋の壁一面に子供の字で、

「おかあさん ごめんなさい だして」

と大量に書かれていた。

その字は赤いクレヨンで書かれていたという・・・

怖い話投稿:ホラーテラー 柩さん  

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