短編1
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ドアの隙間から…

これは私が中学一年生の時に体験した話です。

私は夏休みだったので、幼稚園に入学したばかりの姪と家で留守番をする事になり。

私は一階のリビングでテレビを見ていて、姪は二階の書斎で遊んでいました。

1、2時間テレビを見ていた私は、いつの間にか寝ていたらしく姪が私を呼ぶ声で目が覚めました。

始めは「○○~○○~(○には私の名前)」と普通に呼ばれていたので、一人で遊ぶのに飽きたのかなと思っただけでした。

ソファーに横になっていた私は、起き上がろうとしましたその時。

ダッダッダと何かが階段を降りる音がしました。

姪が痺れをきらし降りて来たのかなっと思い階段を見ましたが誰もいません…

お盆ということもあり私は流石に恐くなりました。

そして今まで普通に私のことを呼んでいた姪の声が、明かに叫び声に変わり泣いているようでした。

ビックリして階段を駆け上がり書斎のドアを開けると姪が私の後ろを指差し「目が!!目が!!」と言いながら泣いていました。

後から詳しく聞いてみると、書斎のドアの隙間から目だけが姪を睨んでいたそうです。

それに私が聞いた足音…

やはりお盆はきおつけたほうがいいです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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