短編2
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どちらを信じますか?

真由美は中学2年生の普通の女子だ。

その日学校が昼で終わり、

真由美は早めに帰宅した。

喉が乾いたと思い台所に水を汲みにいく、

一軒家の古い家

足を踏み出す度にギシギシと音をたてる。

聞き慣れた音に真由美は全く違和感を覚えずに、台所へ向かった。

―ギシ

―ギシ

―ギギギッ

・・・ん?

いつも同じ音を聞き続けている真由美にとって

少しの変化でも直ぐに気づいた。

何か変だ。

床が腐っているのか?

真由美は『変な床』を手探りで調べてみる。

ん?ここだけ隙間がある・・・

うまく爪をつかって古い床を持ち上げてみる

・・・・!!!

そこには手足全てが『曲がってはいけない方向』に曲がってしまっている母の姿だった。

「お母さん!!!!!!」

真由美は人としての原型を留めていない母の姿に驚き、持ち上げた床から手を放した。

後退りすると背中に何かがあたった

父だ。

「真由美・・・お母さんはな・・・他に男を作っていたんだ

真由美と俺を捨てて家を出て行こうとしたんだ。

俺は母さんを愛していた

なのに・・・あいつは・・・・

寂しかったんだ・・・

真由美は俺と一緒にいてくれるよな・・・

ごめんなこんな父親で。」

いつもは頑固な父親が涙を流しながら崩れ落ちた。

真由美はそんな姿をみて、父親に同情してしまった。

母も全く「そういう気配」が匂わない人ではない。

私に対して

父は暴力はふるわないが

母は昔からふるっていた。

「少し部屋で落ち着かせて・・・・」

そういうと真由美は自分の部屋へと向かい

ベッドに横たわった。

枕とベッドの間が何かおかしい

手をいれて

手触りで探してみた。

そこには・・・・手紙があった。

『まゆみ にげて とうさんはくるっている』

ドアには父親がたっていた

あなたならどちらを信じますか?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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