短編2
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オッサン

怖いかどうかはわからんが、二年前の夏ですが、俺はバイク好きで、地図無視して当てもなく山道走り回るのが好きなんす。

で、[この先行き止まり]とか看板見ると「本当かぁ〜?」と思って行っちゃったりするんです。

で、そん時も当てのないツーリングの帰り、まぁショートカットのつもりで山道へ。

で、[この先工事中][行き止まり]の看板。

いつもの発作がでてしまいワクワクしながら行ったんです。

んで、結構走った頃、トンネルがあり、入り口に爺さんが草刈り機で作業してたので、「行けますかね?」って聞いたら「あ〜今日工事休みだし工事車両あるけどバイクなら行けるだろ。」ってんで「アザース」つって行ったんです。

ほで、トンネル抜けて下り坂、工事車両が道塞いでたけど通行はできたので、そのまま下り、トイレがあったので休憩。

用を済ませトイレから出たら、横にあった看板?にむかってオッサン1人…が喋ってました。

なんか「来ないんだよなぁ来ない」とかなんとか?

なんか小汚い服で、髪ボサボサで箱みたいなの持ってました。

凄いキモかったので、そそくさメット被って退散とエンジンかけたらオッサンこっち向かってきた。

目閉じてるし…

なんかヤヴァイと思い急いで来た道戻りました。

で、トンネル付近で後ろ向くとオッサンまだこっち向かって来るし。

急いでトンネル抜けたら先ほどの爺さんがまだ草刈りしてたので、今の出来事話たら「ヒャッヒャッヒャッ」と爆笑された。

「アイツはトンネル入れないから大丈夫だよ。別に何もしないから、なんか探してんだよ。」

俺「???」

「山抜けたけりゃ、下の町まで戻って酒屋んとこの坂登ればいいよ」て言われました。

で、「あの人何すか?」て聞いたら爺さん「さぁ〜なんかねぇ〜?目見えないようだけどね〜、人かね〜」と嫌な答え。

何もしないって言っても怖かったのて爺さんの言うとおりの道で帰還しました。

てか何探してんだよ…

文が分かりづらくてスマセン。初めてなので許して。まぁ霊感とかはわからんが、最近では一番怖かった出来事ですた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿!さん  

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