短編2
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私の部屋の古時計

つまらない創作ですから、暇な方だけどうぞ。

とある所に中学生ぐらいの女の子がいました。

その子は家族と一緒にちょっと古いが大きい家に引っ越して来たばかりでした。

部屋がたくさんあったので女の子は初めて自分の部屋を持つ事ができました。

女の子が部屋に入って見ると、すでに自分の私物は全て部屋に運ばれていました。

7畳ほどの部屋でした。

女の子はベットに座っていると、ある事に気付きました。

「チクタク、チクタク、チクタク、チクタク…」

女の子が部屋を見回すと、結構大きい古時計がありまっした。

しばらく女の子は古時計を興味深く見ていましたが

すぐあきてしまい古時計の事は気にしなくなりました。

それから一カ月…

女の子はここの生活にも慣れてきて

学校で一番仲良くなった友達を家に連れて来ました。

B子「へぇーここがA子ちゃんの部屋かぁー。きれいに整理してるね。私の部屋とは大違いだよ。」

A子「そんなことないよ。いつもお母さんが掃除してくれるからだよ。」

二人が楽しく話していると、B子が聞いて来ました。

B子「A子ちゃんって時計好きなの?あそこになんか高そうな古時計あるけど。」

A子「ううん、違うよ。私のじゃないよ。みんなに聞いてみたけど、最初からあったものだってさ。前住んでいた人のだろうって。」

B子は「ふーん」と言って古時計をじっと見ていたが突然顔をしかめた。

A子が「どうしたの?何かみつけた?」と聞いたがB子は「ううん、何でもない。」と言って、また先生のぐちを言い始めた。

A子は(なんか変だな)と思ったがそのままBこの話を聞く事にした。

しばらく楽しく話していたが、B子が「そろそろ帰らないと怒られるかもしれない」と言い出したので、家の少し外に出て別れた。

A子はその時B子に言われた事が気になっていた。

B子「ねえあの古時計だけどさ…あれ針止まってない?」

そしてA子は自分の部屋に戻って来た。

やはり部屋の中は「チクタク、チクタク、チクタク…」という

音が永遠と鳴っている。

A子はイスに乗って古時計を調べはじめた。

A子は気づいた…

音は古時計からではなかったのだ。

その時、「チクタク、チクタク、チクタク、チクタク…」という

音が自分の真後ろから聞こえて来た。

Aこはふりかえった。そして見てはいけないものを見てしまった…。

しばらくして母親が「A子ちゃんご飯よー「と言って入って来たが

Aこの姿はなかった…。

その間も部屋の中では「チクタク、チクタク、チクタク、チクタク…」

という音が鳴っていた。

そう、いつまでも…

どうでしたでしょうか?評価のほどよろしくお願いします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー カレーライス~ミートソース♪さん  

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