短編2
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疑心暗鬼

ひとりの運の無い男がいた

2ヶ月前から不幸続きで、昨日ついに自分が建てた会社が倒産した

あまりに偶然が重なったので(これは何か憑いてるな?)と思い、お祓いに行く事にした

神主が言うには「強力な悪霊が憑いてます、除霊は難しいかもしれません…」

男には実際に悪霊が憑いていた

しかしこの悪霊は昨日飲み過ぎ悪酔いしリバースした所にいた地縛霊で、ただ仕返しに悪戯をしようと男に憑いただけで、不幸とは関係無かった

この男はただ単に運が無かっただけ

しかしもっと運が無かったのは悪霊の方だった…

男は神社の帰り道「悪霊の野郎許さない許さない許さない許さない…」ひたすらブツブツ言ってた。

男はビルの屋上に立っていた

悪霊(おいおい自殺か?まあワシには関係ないが)

男「聞いてるか悪霊、俺が死んだらお前を殺しに行くからな」

そう言うと飛び降りた

悪霊(ちょっと待て!!)

男は偶然下を通り過ぎたトラックの幌に落ち無傷だった

悪霊(はあ…このまま死なれたらマズいな)

翌日も男は飛び降りる…しかし鳥の群れにぶつかりながら落ちた為、軽傷で済んだ

男「なぜ死ねない?くそっ!」

「許さない許さないユルサナイ」すれ違った人が驚く…大声と憎しみに支配された顔に

男はあるところに向かった

悪霊(あれ?こっちは…此処だと何故分かった!?)

男は悪霊が居た場所に立っていた

その顔は鬼そのもの

悪霊は鬼に食べられた

その後、鬼は闇夜に消えていった

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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