短編2
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告げにきたよ

これは私の母から聞いた話です

母は結構霊感が強く

数々の霊体験をしてるらしいです

そして前世が鯰なのか

震度5ぐらいの地震も予知して

「いついつにどこらへんで来るだろう」

と予測すると当ててしまうような謎の母

そこでジーンとする話を一つ

母が実家で暮らしているとき

母の両親は自営業(飲食店)をしており

夜遅くまで働いていた

店は家から徒歩3分くらいの近場にあり

冷蔵庫に入りきらない食材などは

家に置いており足りなくなったら

祖母が取りに来ていた

家には母と弟しかおらず

弟は自室にいて母は風呂に入っていた

頭を洗っているとガチャッと玄関の

ドアを開ける音が聞こえ

「ひろちゃーん」

と母を呼ぶ女の声

母は

「はーい」と答えたが返事はない

(あれっ、気のせいだったかな?)

そして再び

「ひろちゃーん」と呼ぶ声

「なにー?」

返事をするもまた無言

(聞こえないのかなぁ)

また呼ばれて

「ちょっと待ってて」と叫ぶが

ずっと母の名を呼ぶ声は鳴りやまない

そして諦めたのかドアをバタン

と閉める音がしたと同時に

母は風呂を出た

玄関に行くと鍵はかかっていた

着替え終わり弟に誰か来たかを

聞いたが、誰も来てないと

店に電話したら祖母が出て

さっき家に来たかを聞いたが

行っていないと

母は鍵を持っているのは

祖母しかいないし、おかしいな

と思っていると生温い空気

のようなものが体をよぎる

母はピンと来て誰かに何か

あったのかと思い翌朝まで

眠れなかったらしい

翌朝早朝に家に一本の電話が入り

祖母が出ると、祖父の母が

亡くなった電話だった

母はやっぱり…と泣き崩れた

母のことをとても可愛がり

川やら山やらいろんな場所へ

連れてってくれたらしい

川にいきなり落とされ、

そのあと自分も川に飛び込む

ような元気なおばあちゃん

だったという

最後に別れを告げにくれたのかな

と思うと、ジーンとなりました

この他にも、生温い空気を感じ

その翌朝に母を可愛がってくれた

人達が何人か亡くなったとゆう

ことが何回かあるそうです

自分にもそんな霊感欲しかったりww

怖い話投稿:ホラーテラー 痔さん  

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