ある晩の事
一人の男が近道の為、地元では有名なよく事件が起こる路地に入った。大人だし大丈夫だろう…と言い聞かせる。出口までは約500m思わず早足になる距離だ。その男もその不気味さに負け早足になり汗もかきだした。
約半分まで来ただろうか、特に何もないので少しペースを落とした。奥に行くにつれ霧がこくなってる。
おかしいな?さっきまでなかったのに…
と、一気に濃ゆくなりゆっくりと薄くなりはじめた。目をこすり辺りを見渡す。視線を感じる…でも前も後ろにも何もない。
ふと横を見ると、
路地の両脇の塀の上に隙間がないくらいの
生首。気が狂ったかのように声を出さずに笑ってる。
それを見た男は一目散に走り無事出口についた。
塀に上がる最後の首として…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話