短編2
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恨まれた友人 その2、

車が停まる音がした 程なくノックもなくドアが開きBさんが現れた。

BさんはAの神社の住み込みさんで俺らの高校の頃からの遊び仲間だ。歳は22で2つ上だが顔はかなりオッサンだ。

地元を離れるとよく親に間違えられる

B「お~う電話の通りか?」

A「ああ、うん、」

B「お前、軽いんよ」

A「なんか、こう、勢いで…」

B「スパパーンと?」

A「いや…スパーンって そしたら、ズ」会話に割っ入る俺

俺「俺、どんなんなってんの?Bさん、俺、助かる?」

A「スマン、とにかく帰るわ」

俺「ちょ、なんで何?」

状況が読めずにパニクる俺にBさんが説明してくれた内容はこう

1 霊(ハンチング)がかなり怒ってる Aでは既に手に負えない 

2 それはAの力不足のせいではなくAが怒らせたから もうAの言うことは聞かない

3 今もリアルタイムでAをガンガン睨んでる だからこのまま家(神社)に連れてく

4 ハンチングはAに敵意剥き出しだから俺の事は眼中に無い。強い霊じゃないから家(神社)に行けば解決する

5 ハンチングは悪くない。悪いのはA なぜ怒ったのかは電話で聞いたけど、今それは言えない

つまり、Aが何かしくじってハンチングを怒らせた。結果オーライで俺から離す事は出来たが今はAに絡んでる

だからそのまま家(神社)へ持ってってハンチングをなだめるよ って話

あの時ずっと謝っていたのは俺にじゃなくてハンチングにだったのか?なんでそんな怒らせるような事を?理由は言えない?なんで?

夕方連絡するという事で俺は安心とAへの心配がごちゃまぜの複雑な心境のままその日を悶々と過ごした

Aの兄貴(長男)から5時過ぎに連絡があった

だが、A兄から聞かされた話は俺の全く予想してない「ハンチングはAに憑いた これから来るか?」というような内容だった

俺「そんなにヤバかったんですか?Bさんは家に行けば解決するって言ってましたよ?」

A兄「そうじゃなくて、まあ、俺君は知ってた方がいいと思ってね…今後もあるし」 

つづく

怖い話投稿:ホラーテラー なみすけさん  

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