短編2
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母から聞いた話

母から聞いた話です。

というか母が同僚から聞いた話を聞いただけなんですけどw

母の同僚をAとします。

Aさんは昔から霊感がある人なんだそうです。

直接見えたりとかではなくて意識的にいると感じる人だとか…

Aさんには弟がいてその弟さんはAさんよりも見える人…

(というよりAさん一家はそういう家庭なんだそうです。)

Aさんの実家の近くには小さな公園がありました。

その公園には遊具が無く野原(?)とトイレぐらいしかないそうです。

遊ぶ子供もほとんどいなく、何だか活気の無い公園でした。

ある日Aさんは公園の周りを飼い犬の散歩をしていたんだそうです。

散歩途中トイレに行きたくなり公園のトイレに行く事にしました。

そのトイレは少し古く、使う人が少ない為か黒くカビている部分もありました。そして雰囲気が暗い感じでした

しかしそのトイレに入った途端に気分が悪くなり、トイレを済ませる事なく出ました。

その日からその公園に近付くだけで違和感を感じるようになりました。

まるで近付くなと訴えてるような…

Aさんはどうしても気になり弟に相談。

後日一緒に行ってみるという事になりました。

数日後…

弟を連れ例の公園に行ったところ…

トイレに近付くなり弟は…

弟「うわっ………」

A「何?何?やっぱ何かいる?」

弟さんはトイレを直視出来ないようでした。

弟「ここやばい…やばいって」

A「だから何や?」

弟さんは少し言うのをためらっていたみたいですが、しばらくして口を開きました。

弟「……入り口の所にさ…おばあさんがとおせんぼしてる。四つんばいになりながらこっち睨んでる…。」

それを聞いた途端全身に鳥肌が立ちました。

これ以上ここにいるのはまずい。

とりあえず逃げよう。

弟を連れて一目散に逃げました。

それ以来その公園には近づいていないみたいです。

ある日弟さんが真剣な面持ちでAさんに話かけてきました。

弟『あの公園について調べてみた。』

A「は?」

弟「あそこ絶対何かあると思ってさ。」

Aさんは公園について知って複雑な気持ちになったそうです。

その公園は昔、乳母捨ての場所だったそうです。

昔話に「乳母捨て山」という話があるように…。

※文章力がない為、分かりずらかったかもしれません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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