短編1
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憂鬱1

「あっ、もしもし、すいませんが風邪を引いてしまったので、休まさせてもらいます…………あっ、はい、失礼します」

…また休んでしまった。

今の会社に入ってもうすぐ三年だ経つ。

要領も悪く、コミュニケーション能力もない私は、仕事が旨く行かず、たびたび会社に行くのが嫌になり、仮病で休みを貰う事があった。

(今日は何して時間潰そうか……)

ズル休みをした日はマンガ喫茶か、車のなか中でダラダラするか、そのくらいしかする事はない。

ハッキリ言って時間の無駄だ…。

(おしっ、今日は気分転換にドライブでもするか)

私は隣の県にある山に向かった。

と言っても山道に詳しい訳ではなく、ただ街を眺められる景色の良い場所があればなぁと、テキトーに車を走らせた。

二時間程走ったとこで、山道に入った。

(どっか車停められるいい場所は…)

探しながら山を登って行く。

山に入ってから30分くらい経っただろうか、私の求めていた場所に限りなく近い良いポイントに着いた。

車を停め、100mくらい進んだところで腰を下ろした。

タバコに火を点ける。あっ、もちろん携帯灰皿持ってますよ(笑)

(キレイだなぁ)

続く。

怖い話投稿:ホラーテラー でんでんむしさん  

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