短編2
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携帯電話続き

痛みで夢ではないと分かり、必死で寝ぼけた脳みそを叩き起こしながら『これはあなたの携帯ですか?どうか聞いて下さい!!私は壊れた自分の携帯を修理にだしていて、この携帯は修理が終わるまでの代用として店から預かったものなんですよ!!だから元はあなたの持っていた携帯でも一時的に今は私の携帯番号を知っていないと通話不可能なんです!!どうして私の携帯番号を知っているんですか!?それに何か言うなら先ずお店であって私は一切関係ありません!!!』と、つい興奮して言ってしまった。

それ以上の言葉が見つからず沈黙していると

「なんで…なんで……なんで?…なんでなのよ!!それは私の…私の!!!」とヒステリックに叫ぶ。私は直感的に女の携帯を持っていた人物が関係していると思っていると

「……あ……あ……ああ……ああっ!!………×……美……〇〇×美……×美~…×美ぃ~…×美ぃい~」と名前を繰り返し呼んでいた。

確か同じ名字の〇〇が店員で私の対応をしたなと思い出した。

朝一で店の担当者に文句を言おうと思った。私はこのやりとりは質の悪いイタズラ電話だと思っている。

『私は□□と言います。あなたの名前を教えていただけますか?教えていただけたら私が明日にでも×美さんに伝えます』

「……△△子…約束忘れるな…破ればオマエ連れていく……フフ」通話が切断された。

私は店を訪れ、〇〇さんという店員に名前が×美さんかを確認した。

すると当人だったので私は△△子さんからのイタズラ電話に迷惑してると全てを話した。

引きつった表情になりながらも私の話をありえませんからと鼻で笑い、否定する。

私はどうしたものかと困っていると、店長が様子を伺いにきた。

私は×美さんの携帯番号を教えて欲しい。△△子さんに番号を伝えると言ったが、店長は証拠でもない限り個人の番号を教えることが出来ないと言ってきた。

私は途中から深夜の会話を録音していたので再生して店長と×美さんに聴かせた。

そして迷惑なので責任を果たして欲しいと告げた。店長は私の話を信用する一方で×美さんは△△子は既に死んでいる。

私は認めませんと泣きだした。

番号を教えるのがそんなに嫌ならば、この携帯を預けるので深夜にかかってくる電話に絶対にでて話をつけて欲しいと頼んだ。

×美さんはそれすらも強く否定したが、店長がそれを許さなかった。

私は携帯を預けて店を出た。

翌朝になり店に行くと店長が私を出迎えた。続

怖い話投稿:ホラーテラー Jannuleさん  

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