短編2
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ありきたりな話

ありきたりな話なんですが実際経験してみるとけっこう怖かった話。

大学の試験期間中ひとり暮らしのやつの家に入り浸ってたんだよね。

そーゆう期間はそのときのサイクルみたいなのがあって(起きる時間とか飯食う時間とか)

三日くらいしてあることに気がついた。

深夜1時くらいになると、休憩がてら誰からともなくコンビニ行こうってなるから毎日そのくらいの時間にエレベーター使って下まで降りてたんだ。

んで気づいたことってのが毎回エレベーターが三階の位置から上がってくるってこと。(友人の家は六階)

それって一番最後に使った人が三階に降りたってことを意味するじゃん?

口には出さんかったけど三日目でオレは毎回三階から上がってくるエレベーターに気づいたわけ。

四日目…

その日も同じ時間帯にコンビニに行くことに。

でもその日は一階から上がってきた。

あ~偶然かぁ。て思ってたら三階で一時停止。

で六階から降りるとき三階を注意して見てることにした。

そしたら女の人が一つの部屋の前に立ってたのが見えた。

この時間帯に帰ってくる人なんだなあて思った。

んでそんなことには気づきもしないとなりにいる友人に「毎日こんな時間まで仕事って女性なのに大変だなあ。」

と話を振った。

当然友人は、は?なにが?みたいな感じだったんでこの四日間のこと話して、今確認したら女の人だったことまで伝えた。

でそいつが一言…

「うちのアパート一つの階に二部屋あるけど三階は誰も住んでねーよ」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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