短編2
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異常性

さて、突然だが俺はある人物に命を狙われていた…

仮にAとしよう…Aは俺の彼女なんだが、その関係は一度、半年ほど前に終わっていた。

別れるときはそりゃひどい振り方をした…お前なんてクズだと言い放った…蹴り飛ばした…ガキなんてつくってんじゃねえと罵った…もちろん種は俺だ。

そしてAは俺の命を狙うようになっちまった…まぁ当然か(笑)

俺は謝った。泣いて謝った…そしてAと仲直りだ。Aは本物のバカだ。なぜ許す??マダイジメラレタイノカ??

俺はAといろんな所に行った…Aが俺を殺す気なのは分かっていた。俺もバカじゃない…そんな簡単に信じるか…

俺とAは山に行った…もちろん名目はハイキング、誘ってきたのはA…まぁ山に来たんだから方法は色々ある…

見晴らしの良い高台まで登って来たんだがAが休憩しようと言った。

数メートル先は崖…落ちれば死ぬだろうな…間違いなく…(笑)

なんだか身体が思うように動かない。成る程クスリとは気がつかなかった……隣でAが笑ってる。本当に嬉しそうに……人殺そうとして笑うかな普通…。

そんなことを考えていると突然Aが倒れる…

やっと効いたのね…俺もう死ぬかと思った(笑)

足の裏に毒仕込むとはさすが俺………

ちなみにAのは神経毒で自由を奪う程度の軽いやつ。その後精神的にいたぶって突き落とす気だったのかな…俺のは…まあ、ね。

今ごろ誰かに見つけてもらってんじゃないかな…崖下で……

俺は今はもう平和に暮らしてます(笑)

命は大切にね………

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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