前回の続きです。
文才が皆無な為お暇な方だけお読みください。
そう言いAは電話を切った。
なんて薄情な奴なんだ…
あの顔が頭から離れない俺は、布団を頭からかぶって寝た。
金縛り等何も起こらなかったのが唯一の救いだ。
ー次の日ー
今日は彼女とデートの日だ。
彼女は霊感等全くなく、怖い話は好きだが霊の存在は信じて居なかった。
その日の彼女はいつもより元気がない。
俺「どうかした?」
彼女「ん~…それがあんま寝れなくて」
俺「なんかあったん?」
彼女「いやぁ…それが変な夢みてさ」
少し神妙な顔をした彼女は話を続けた
彼女「正確には夢だったのか、現実だったのか解らないんだけど…」
俺「なに?」
彼女「昨日の夜の事なんだけど…。夜中に目が覚めたの。そしたら目の前に女の人の顔があったんだよねぇ~」
俺「…。どんな感じの人?」
彼女「ん~。ショートカットで凄い笑ってるの…。まぁ夢だと思うんだけど、あまりにリアルで怖くてさぁ」
彼女の話を聞いて、体から血の気が引くのが分かった。
手汗もかいている。
彼女「○○?(←俺の名前)」
俺「俺それ昨日見た…」
彼女「えっ?同じ夢見たの!?」
俺「ちがくて!実際に見たの!」
俺は彼女に昨日あった事を説明した。
彼女は少し驚いた顔をして
「○○に憑いたものが私に憑いたのかもね?」
と笑っていた。
ある意味彼女の方が怖い…
この話はこれで終わり。
後日談として…
彼女と同じ部屋(寮)の何人かも、彼女と同じ体験をしたらしい。
文にすると怖さが4分の1程も伝わらないが…
実際体験した俺としては結構怖かった。
彼女は今の妻で、その後も色々と怖かった話はあるが、読み手と機会があればそのうち投稿してみたいと思う。
以上!駄文とセリフが多くで申し訳ない!
怖い話投稿:ホラーテラー 優さん
作者怖話