ジャージー・デビル

ジャージー・デビル

ジャージーデビルとは、米国では伝説の生き物とも、未確認生物(UMA)の一種とも言われている

アメリカ、ニュージャージー州で200年以上にわたって目撃されており、米国のUMAではもっとも歴史が古い。ニュージャージーで発見されたことから「ジャージーデビル』と呼ばれている。

実はこの地域では、1735年に同州最大の森林地帯にあるパインバレンズで生まれた乳児が、ウマのような顔とコウモリのような翼を持つ悪魔に変身したという伝説が語り継がれている。
伝説によればこの生物は1735年、なんとリード夫人という人物が身ごもった13人目の子供であったという。
貧しいながらも子宝に恵まれて12人の子供を産んだももの、その最後の13人目は難産だったため、つい「生まれた子供は、悪魔であればいいのに」と神を侮辱する言葉を口走ってしまった。その結果、彼女から生まれた赤ちゃんの顔が伸びてジャージーデビルになったとも、ジャージーデビルそのものが生まれてきてしまったとも言われている。

そして19世紀初頭以降、その伝説の悪魔に似た謎の怪物が目撃され続けている。

ウマのような顔に、コウモリのような翼、赤または黄色に光る目、4本の牙、水かきのようなものがついた足、空中を飛行して移動するという
。また、性格はきわめて凶暴で、肉食の怪物とされている

このUMAの最初の目撃情報は1800年代のはじめ、スティーブ・ディケーターが翼の生えた怪生物と出会い、恐ろしさのあまり、思わず手にしていた充でその翼を撃ち抜いたというものである。

その後、約二百年間にわたって散発的にこのUMAに関する目撃談が相次ぐようになる。

1925年には、鶏や羊のような生き物が牙を持ちカンガルーのように飛び跳ねる奇怪な生物に襲われたという人物が現れる。

1951年11月22日には、ニュージャージー州ギブスタウンの少年達によって体長2mの半人半獣の生物が目撃される。この事件を受けてパニックになった地元住民の要請により、州の警察官が現場に派遣され捜索が行われるという事態にまで発展した。(なお、このパニックは全米全土に跨って広がったものの、のちにある見世物小屋の広報マンが新聞社の協力を得て仕掛けたPRドッキリである事がわかっている)

1966年には、同州ムリカ川沿いの農場で、アヒル31羽、ガチョウ3羽、ネコ4匹、イヌ2匹が惨殺されるという事件が発生。そのうち、殺された犬の一匹は体重9キロもあるジャーマンシェパードであったが、たったひとつの肉の塊をのこして完全に食べられていた。目撃情報こそないものの、これもまたジャージーデビルの仕業だと考えられている。

1993年。深夜、パインバレンズを車で走行していた森林警備隊員のジョン・アーウィンが、突如森の中から現れたという謎の怪物と遭遇した。その怪物は体長約1.8mもあり、全身が黒い体毛でおおわれ、毛は濡れ、もつれていたという。

2006年9月にも、ジャージーデビルは出現しており、同州にあるワットン森林地帯を横断するハイウェイを走行中に、あるドライバーの目の前を恐竜のような生き物が翼をはためかせながら通り過ぎていったという。
その後、フロリダ州在住の男性が、ジャージーデビルの胎児を所有していると主張して話題になったが、真偽のほどは、科学的な鑑定がされるまで定かではない。

では、ジャージー・デビルとはいったいどんな生物なのか?
1999年、ついにジャージーデビルの存在を調査する「ザ・デビル・ハンター」という団体が結成されるも、未だにその正体は判明していない。
ワシントンのスミソニアン研究所に所属する生物学者によれば、その正体を地下の洞窟で生き残った「古代の翼手竜」であるとも言われている。

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