電車にまつわる都市伝説

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電車にまつわる都市伝説を3点紹介したい。

・電車が遅延した時、「線路内に人が侵入し遅れています」というアナウンスを聞いたことがあるだろう。この言葉はある隠語となっている。このアナウンスは電車内に痴漢が発生し、すぐに電車が出発できないことを意味する。混乱を避ける為に線路に人が侵入しているという表現が使われているのだ。

・最近、ホームの端に青いLEDライトを見かけるようになった。これは乗客に端だから気をつけてくださいと注意を促す役割と、もう一つ別の目的がある。それは自殺防止である。自殺者はホームの端から飛び降りることが多い。そのためライトが端に設置されているのだ。青色は心を落ち着かせる効果があるため、自殺を思いとどまらせる。青色ライトは犯罪防止にも使われて、実際に犯罪数の現象に効果があるようである。不法投棄が多い場所に青色のライトを設置したことで、不法投棄の量が減ったという事例も存在する。

・人身事故を起こすと遺族に対して1億円の損害賠償が請求されるという都市伝説が存在する。ある鉄道会社は次のように話している。「詳しい内訳は公表していないのですが損害額自体で1件あたり200万円ぐらいです。車両もそんなに大きく壊れる訳ではありません。基本的に損害賠償は求めていく、という方針なのですが実際の請求額は高くても100万円いきません」やはり、1億円請求されるというのは都市伝説なのだろうか。