未来から来た男、ジョン・タイター

未来から来た男、ジョン・タイター

「ジョン・タイター」という人物をあなたはご存知だろうか?

彼は2000年の11月、アメリカの大手ネット掲示板に突如現れた「未来人」、いわゆるタイムトラベラーである。

彼は自身のことを2036年から来たと語っており、約4ヶ月に渡り掲示板を通して投稿者からの質問に答えた。彼のタイムトラベルに関する理論、いくつかの予言、彼の生きている2036年という世界の状況、更にはそれらを証明する資料等がアップロードされ、彼が未来人であるという証拠を次々と提示していった。

特に彼のタイムトラベルに関する理論は真に迫っており、それに付随するタイムパラドックスなどの問題にも言及している。

タイターによれば、世界線(いわゆるパラレルワールド)が存在し、タイムトラベルにより、自分がもともといた世界線とタイムトラベル先の世界線には誤差が生じるために、タイムパラドックスは発生しないという。
また、この世界線は無数に存在するため、似通った世界に帰る事はできても、自分のもといた世界と全く同一の世界線に戻ることは非常に困難であるとも語っている。

タイターはまずタイムマシンで1975年に向かい自分の父方の祖父と会った。
その後1998年に飛び自分の両親と生後2ヶ月の自分自身に会い、それから2年ほど4人で奇妙な同居をしたと語っている。
タイターが去って2年が経過した2003年1月、タイターの両親を名乗る夫婦が5歳の幼児を連れてフロリダの弁護士事務所に訪れたことがわかっている。
夫婦は匿名を条件にタイターの存在を証言し、夫婦が連れていた5歳の幼児がジョン・タイターという名であると語った。
夫婦はインターネットで交わされたタイターと質問者たちとの質疑応答の全記録、タイターの話を裏付ける証拠物件を弁護士に預託した。

また、タイターは予言として、以下のことを示している。

・2000年問題によって起きた災害や混乱が、後の内戦の火種となる。
・CERNが2001年近辺にタイムトラベルの基礎理論を発見し、研究を開始する。
・アメリカ国内でも狂牛病が発生する。
・2001年以降にそのうち中国人が宇宙に進出する。
・2001年以降に新しいローマ教皇が誕生する。
・ペルーで地震が発生(2001年にペルーでの地震をほのめかした4ヶ月後にペルー地震発生)
・世界オリンピックは2004年度の大会が最後となり、2040年度にようやく復活する。
・2005年にアメリカが内戦状態になる。
・2008年、アメリカ合衆国で急激に警察国家化が進み、都市内部と都市外部で内部抗争が発生する。
・2011年、内戦が原因でアメリカ合衆国が解体されるが、翌年にはアメリカ連邦帝国が建国される。
・2015年、ロシア連邦が反乱部隊の援助という名目でアメリカに核爆弾を投下。核戦争となり、第三次世界大戦へと発展する。
その後、アメリカの外交権麻痺に乗じて、中華人民共和国が覇権主義を強化。台湾、日本、韓国を強引に併合する。後にオーストラリアが中国を撃退するが、ロシアの攻撃により半壊滅状態になる。ヨーロッパ諸国もロシアによりほぼ壊滅するもアメリカが撃退し、ロシア連邦が崩壊する。

・2017年、30億人の死者を出した末、ロシアの勝利に終わる。
・2034年にタイムマシーンが使用可能となったとも語り、写真と設計図まで公開された。

この中には的中したものもあるが、的中しなかったものもある。
それはタイターの住んでいた2036年の世界線と、我々が暮らしている世界線にズレが生じているからであるという。

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