神戸連続児童殺傷事件 酒鬼薔薇聖斗は別人だった?

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1997年に起きた神戸連続殺傷事件をご存知のかたは多いだろう。
「酒鬼薔薇聖斗」と名乗る当時14歳の中学生が起こした日本の犯罪史の残る、おぞましく残虐な猟奇的な殺人事件だった。

二人の児童が犠牲となり、学校の正門に生首が置かれたり、自ら殺害した児童を見て性的興奮を覚えるなど、といった犯人の異常とも言える人間性に日本中が震撼した。

しかしこの事件の犯人は、実は別の人間でないかと囁かれている。

事件後の少年の供述と犯行のあしあとに、いくつも不審な矛盾点が存在するのだ。

・自白のみで物的証拠がほとんど存在していない。

・遺体に抵抗のあとが見られず、凶器には血液反応が見られない。

・第三の事件で殺害された男児の首は遺体を冷凍して切断した可能性が考えられる。
また、糸ノコギリで人間の首は切断できないのではないか。

・少年の中学での国語の成績は入学以来常に5段階評価の「2」で、事件直前の授業の作文と比較して、犯行声明のような高度な文法や複雑な読みまわしの漢字を書く能力があったかどうかには疑問が残る。

・犯行声明文は14歳少年が作成したものとは思えないほど高度で、全体的に難解な論理を特異な比喩を使いながら展開しているにもかかわらず論旨は明快で、成績の悪い少年Aに到底書けるとは思えない。

・少年の素行についての証言が逮捕直後から多数報道されていたが、調査してみると多くは伝聞情報ばかりで直接の目撃証言が確認できない。

・判決文による非行事実は荒唐無稽で実行不可能な部分が多い。

・14歳少年に実行可能な犯罪とは到底考えられない。犯行声明文は14歳少年が作成したものとは思えないほど高度である。

・犯行声明文の筆跡が定規等でごまかされていたとはいえ、筆跡鑑定で一致が見られない。

・上記の筆跡鑑定の逆の結果(筆跡が一致した)を少年に伝えたところ、自白を始めた。

以上のことから、酒鬼薔薇聖斗は他の人間なのでは?とささやかれている。

日本を代表するサイコ事件、真の犯人はまだのうのうと、暮らしているのかもしれない。