だるま女とは、両腕両足がない女にまつわる都市伝説である。

だるま女は、戦前の見世物小屋で実際に存在をしていた。
また、中国の王朝でも処刑や刑罰の方法として使われていた。

見世物小屋にいるだるま女は、誘拐された女性が両手両足を切断され作られたという噂もある。
日本のヤクザが、風俗で働いている女性に目をつけ、薬漬けにした後、
人間ペットとして見世物小屋に売っているという。
この場合、自殺できないように舌が切られていることもあるよう。

だるま女として狙われやすいのは、以下の様な女性と言われている。

・若くてスタイルがいい
・風俗や水商売で働いている
・借金がある
・上京したてで、近くに身寄りや信頼出来る人がいない

だるま女が、性の奴隷として利用されているという都市伝説もある。

日本のある島では、だるま女が性の慰み者として利用されることがあったと言われている。
年に1度、村に連れて来られただるま女をその村の有力者たちが交代で性交を行う。
性交によって、手足がなくても生きる女の生命力を得ることが目的とのことである。
男性の場合、だるま状態にされてもすぐに死んでしまうが、
女性の場合は、失血に強いこともあり、かなり長生きすると言われている。
また、性交により男性の精子を取り込むことでさらに長生きができるようだ。
場所はその村の神社で行われ、だるま女がミイラになるまで続けられる。
ミイラになっただるま女は、神社に奉納される。
神社には今までのミイラが何十体と並んでいるという。

海外でもだるま女にまつわる都市伝説は、いくつかある。

ある日本人の新婚夫婦が、新婚旅行で海外に言った時の話がある。
旅行先のブティックで試着室に入ったが、声をかけても反応がないし、
いつまで経っても出てこないので、中を確認していたら妻が消えていた。
数年後に別の国でだるま女の看板を見て立ち寄ったお店に両手両足が切断された妻がいた。

このように海外で行方不明になっている日本人女性の一定数が、だるま女にされているという。

また、海外で日本人観光客用にだるま女を裏風俗店が雇っているという話もある。
ある商社マンの話によると、その裏風俗店にいただるま女は、妊娠しており、
意味の分からない言葉をつぶやいていたが、よく聞くことそれが日本語であることがわかったという。
その商社マンは、恐怖を感じすぐその風俗店を出たそうだ。
そのだるま女が、その後どうなったかはわかっていない。