『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』27年ぶりの新作を101点の連作絵画として初公開 楳図かずおの世界を気鋭のアーティストがインスタレーションで表現
長きにわたり歴史に名を刻む傑出したマンガ作品を多く世に送り出した楳図かずお。
その作品にはマンガという既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。
本展はそんな楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当て、代表作を通じて、気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する、今までにない展覧会です。
そして最大の目玉は、楳図かずおが制作に4年の期間を費やした、27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』の初公開です。「マンガ」としてではなく、本展では原画101点を連作絵画としてご覧いただきます。
アーティスト・楳図かずおはどうやって生まれたのか……?作品を通じて、何を伝えようとしているのか。漫画家の枠に収まらない“アーティスト・楳図かずお”の「大美術」をご堪能ください。
“マンガ”のドラマ性と“美術”の豊かな感性が一つにマンガと芸術の大転換点!
マンガノテッペンカラアートノテッペンヘトビウツレ
その歴史的瞬間に立ち合うべし!!!
本リリースでは、楳図かずおの世界を描き出す本展のコンセプトや、展示の見どころについてご紹介します。
楳図かずお プロフィール
1936年、和歌山県高野山に生まれ、奈良県で育つ。
小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』で小学館漫画賞受賞。
一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。このほか、『おろち』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』など、数多くのヒット作を生み出す。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰受賞。
本展の見どころ
地球規模の気候変動や自然災害の多発による人新世の到来、AIやロボット工学が暗示するシンギュラリティの予感、さらには人が神の領域に立ち入る遺伝子工学やハイブリッド生命体の誕生など…
本展が焦点を当てるのは、驚くほど生々しく描かれた、楳図かずおの先見性に満ちた代表作『漂流教室』、『わたしは真悟』と『14歳』。そして、比類なき芸術家楳図かずおの27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を初公開。全101点の原画でご鑑賞いただけます。
楳図かずおの世界を表現したコラボメニューも提供
本展会場と同フロアにあるカフェ「THE SUN & THE MOON」に、期間限定でコラボメニューが登場します。楳図かずおの世界を表現したコラボスイーツやフード、ドリンクを提供予定。コラボメニューでも楳図かずおの世界をご体感ください。
展覧会概要
◆展覧会名:『楳図かずお大美術展』
◆会期:2022年1月28日(金)~3月25日(金) ※57日間/会期中無休
◆会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
◆開館時間:10:00~22:00(最終入館21:30)
※情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もございます。
◆料金:一般2,200円/高大生1,500円/子ども4歳~中学生900円/シニア(65歳以上)1,800円
※屋内展望台入館料含む
※4歳未満無料
※料金はすべて税込です。
※障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名まで)は無料です。
※前売券 各200円割引
※本展は事前予約制(日時指定券)を導入しております。
※チケット詳細の発表・発売開始は12月中旬を予定。
◆主催:東京シティビュー、楳図かずお大美術展製作委員会
◆後援:六本木商店街振興組合、J-WAVE
◆問い合わせ:03-6406-6652(東京シティビュー)
◆公式サイト:
展覧会公式ポータルサイト
東京会場公式サイト
◆公式Twitter:https://twitter.com/umezz_art(@umezz_art)
※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
◆巡回情報:大阪会場(あべのハルカス)2022年9月17日(土)~11月20日(日)
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