チャイルド・プレイ 小さい頃に見なくて良かった!と思うホラー映画

私がこの映画を見たのは確か中学生の頃です。学校の友達数人と一緒に友達の家で見ました。もう、本当に怖くて怖くてたまらなかったです。まず怖いのが人形の顔です。あの人形がブームになった理由がさっぱり分からないくらい、怖かったです。本当に不気味でこんなのを可愛がる子供の気持ちが分かりませんでした。
そして、ホラーはホラーでも相手は幽霊ではありません。死ぬ間際に魂を近くの人形に移した人間です。さらにその人物は人を殺すことを何とも思わない殺人犯です。これがリアルで余計に怖くて、不安を煽りました。しゃべる人形のチャッキーに殺されていく人の恐怖感も伝わってきましたし、そんな人形が自分の意思でしゃべることを唯一知っているアンディが必死で伝えようとする姿にも引き込まれて行きました。
周りはおかしいと思いつつもこのような子供の言葉を信じません。やがて段々周りで起こる惨劇がアンディのせいにされ始めるのは、見ていて胸が痛かったです。一番怖かったのがクライマックス直前の乾電池のシーンです。人形のチャッキーが片言で話しているのを見て、人形だと確認するために母親が人形の裏の乾電池を確かめるシーンはぞっとしました。あのシーンはもうトラウマになりそうで、今でもしっかりと覚えています。静かなシーンから凶暴な人形になり替わるシーンが怖かったです。
友達は小さい頃に見たことがあって二回目だと言っていました。私は中学生でも怖かったので、小さい頃にこの作品に出会わなくて本当に良かったと思いました。でもこの恐怖感が癖になって、ホラーにはまるきっかけの作品になりました。