映画クライヴ・バーカー ヘルゾンビは、タイトルにはゾンビって入ってるけど、正確にはゾンビじゃないです。
映像も観る気を削ぐいかにもなビデオ撮りではなく、しっかりしているし、なにかヤバイ事が起こっている感が非常に良く、B級にしてはかなり掴みは良い方です。
子供達が一斉に痙攣~数年後に集団で介護されてるシーンはなかなか衝撃的です。
子供達が目覚めた後もロメロゾンビを彷彿させたりしてて、悪くは無いですな。
ま、そもそも子供達は生きてるのでゾンビではないのだが。またまたこの邦題の嘘加減はいかなるものか?(屍のように生きている点である意味ゾンビなのかもしれないが)
ヘルゾンビって...地獄もゾンビも関係無い(若干アメリカの宗教感にはかすっていそうだが)
内容悪くないのにこれで誤解~低評化なのは可哀相です。
ただ、物語としては根底の部分があまりに曖昧かつ答えが丸投げで凄く解りにくいのは確か。惜しい。極めて惜しいです。
この難解さが更なる低評価に繋がっている。
これでこの観念的、抽象的なオチじゃなかったら凄く面白い映画になってたんじゃないかと思う。
個人的に映画は「最後意味わからないからつまらない」という短絡的な事は思いたくないが...。
雰囲気とか世界観は「ハプニング」や「ミスト」、「ゾンゲリア」なんかに近い終末感や閉塞感が漂ってて良かったのに、非常に勿体ないです
確かにうやむやな感じだが、個人的には楽しめました。
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