死霊のはらわたIII キャプテン・スーパーマーケット 繰返し見ても楽しい。

中世スペクタクルの状況においてギャグの連続で、斬新というか、いや、これはB級映画に中途半端に取り入れられたくだらないコメディ風味の要素なんかじゃなく真剣にギャグとして作っている。
正直スパイダーマンなんかはトビー・マグワイアのキャラとかが好きで監督的には特に思っていなかった。
死霊のはらわたも昔見て衝撃受けたけど、『アメリカン・ゴシック』見てから監督として本格的にリンク。
まあこれはあの頃のと全然雰囲気違うけどやっぱサムライミはこっち系でしょう!もう作らんのかな?勿体ない!!
これ、『キャプテン・スーパーマーケット』ってタイトルだけでも心ひかれるよね。死霊ではらわたでスーパーマーケットってどんなんやねん!て。
いや、もう想像を遥かに超える傑作で正直びっくりした。
最初から最後まで小ネタと言ったら失礼か、ギャグネタのオンパレードで大爆笑!一番のツボは中世でチェーンソーが失った左手にスッポリ入るとこ!映画館なら拍手喝采でスタンディングオベーションだなや。
死霊の種類もただの骸骨系からエロいゾンビ系まで色々、アルゴ探検隊好きにはたまらないオマージュとストップモーション(しょぼいけどw)。
墓石がロケットみたいにボンボン吹っ飛び、オールドモービルにつけたプロペラで死霊達をガンガン倒していくところはマジでシビれる!
そして何よりブルース・キャンベルのキャラが良すぎ。何から挙げたら良いものか、、見ているほうが恥ずかしくなるぐらいやり過ぎ感のある独り芝居&表情はジム・キャリー並みだしどのギャグをやっても笑える。チビアッシュ達や墓から出てきた骸骨の手達とのやりとり、呪文を忘れた時も最高。現代人ゆえの奢り高ぶりから手慣れたラストへのギャップも言う事無し!
こういうのが楽しめる人とワイワイ言いながらポップコーンとコーラで見たい!!一人で見て悶絶したもん(笑)
繰返し見ても楽しい。