シリーズものだと続編にあたる2作目が好き。
たとえば3部からなる大河物だと物語の承..転にあたる2作目にもっともテーマの濃密な部分が含まれてたり完結となる次作へのブリッジとして決着がつかないまま含みを持たされるラストだったりで何かその終わらない感じ?つうか次への期待を持たされたまま終わる、ってのがいいんだよw 
完結への妄想をあれやこれや駆り立てられたり。おおよそ3作目でその期待は裏切られることも含めて、一番いい部分が詰まってるのが良い2作目、と勝手に思ってる。
シリーズ中でかなりレアなヴィジュアルやケースが沢山出てくる、続編といわれる中でも好きなもののひとつ。
まず冒頭で前作の生き残りのヒロインがいきなり殺されるw
前作観た人ならもうここで9割方犯人の目星はついていてその人物がこれからお決まりの大殺戮するって事くらい何となく解かる。
んで、当人の初登場が実はこの2作目からって事実を知ってるのは濃いファン以外実はあんまいなかったり。
つまりこの2作目は結構見逃されてる、つうか印象に残らないのかもしれん。
まず、13金と聞いてまず思い浮かべるのがJさんの例のホッケーマスクにボロのワークジャケットスタイルだろ。ところが本作で初お目見えのJさんはどう見てもエレファントマンにしか見えないw いや正確に言うとこっちが先なんじゃなかったか。ズダ袋に片目穴あけて、っていう風貌。
しかもネルシャツにオーバーオールっていう何とも可愛らしい山岳労働者スタイルw萌えるんだこれが♪まだ弱っちかったりするし。
1作目に比べて当然サービス増し、ってことは、エロ増し、殺し(人数)増し。
何とも解かりやすい拡大だなw まあ車椅子のまま階段落ち(人形)とかあと生き残りが逃げる先々での死体放置怖がらせ、とかはここからかな。
わんこの有無が恐怖テンションを左右する演出とかけっこう凝ってる。
あと途中で生き残り退場が若干1名、最終的生存が2名っていう、Jさんまだ仕事振りが未熟だわな。
今風に言えばこれはEPゼロ的な、ジェイソン・ビギンズとして無理やりこじつけながら見ることも出来る逸品。