ドーン・オブ・ザ・デッドはゾンビ映画の金字塔です。
よくあるアホなゾンビ映画と違ってゾンビがちゃんと怖い。その点だけで常にハラハラ出来る。
看護師の主人公が夜勤が終わり朝、家に帰ってからの非日常への突入の仕方。開始10分のアバンタイトルの素晴らしさったらないです。
一気に終末感漂う世界へと連れてってくれます。
ショッピングモールを舞台に次から次に登場人物たちが出てきて問題を起こしていく。
ゾンビだけでなく人間関係の対立で見せていく王道のサバイバルホラーとしてよくできていると思いました。
この映画の魅力は、何と言ってもガンガン走ってくるゾンビ軍団の物量にバンバン撃っていくアクションシーンだと思います。
トラブルが適度に発生して、そのたびに絶対危なそうなところにキャラクターが忍び込んでいって案の定ゾンビに襲われ、というのをカッコいいアクションシーンで見せてくれます。
クライマックスの武装バスでの逃走シーンなんかもゾンビ軍団に囲まれたりして衝撃的な映像で面白かったです。
妊婦さんが出てきて出産間近なのに誰も気にせず、そのまま放置して問題を大きくしたり犬を追いかけてこれまた問題を大きくしたり頭の悪い行動をしてしまったりもします。
ゾンビ軍団からの脱出という一点突破を勢いで見せてくれる面白い映画でした。人物の回顧録とかやらないで主要人物でもガンガン殺していくのでボーっと口開けて見るのにオススメです。
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