1408号室 現実的なやつら

ジョンキューザックが好きなのとジョンとホラーが結びつかずということで飛びついて鑑賞。
今まで総勢56人が色んな形で死んでいるというホテルの一室に好き好んで仕事のために泊まりたいと懇願する主人公ジョンキューザック。幽霊など信じていないくせに心霊スポットの本を出して生活をしている。そして今回のホテルの支配人サミュエルLジャクソン。死体の片づけとか掃除めんどくさいから「嫌だよー」と言ってはいらせたがらない。
なんかあやしいやつ。でもジョンの必死のおねだりにしかたないと鍵を渡すL。
部屋に入ると最初のうちはいつものように何も起こらず「おばけなんて嘘さ」と言う感じでいるが急にラジオから音楽が流れ出し・・・窓に手挟まれるわ変な人に追っかけられるわそして60分がスタートする・・・。
って感じなんだっけど。
どうなんだろう・・・サミュエルLジャクソンという大物俳優をつかう必要はあったのでしょうか?意味ありげな役のくせにとくに意味がない。
「よくやった」「上出来だ」みたいな事最後言ってたけどあんた何物?っていう疑問がすごくある。
火事になっても逃げずに部屋にいたから彼こそがあの部屋での幻覚などを引き起こしている張本人なのかなと推理。
現にあの人がジョン意外と話すシーンなどはなかったからあの人自体が1408号室の主と考えれば最後のセリフもつじつま合うかなぁと。
サミュエルに「泊まるのやめなよー」って説得されてからジョンが怖がりだすまでのジワジワと迫る恐怖はなかなか面白い。
しかし娘がでてきたり奥さんやオヤジがでてくるのがなんか現実的でホラーとしては好きではない。もう飛びぬけて非現実的なやつらがうじゃうじゃ出てくるのが好きだ。
途中で夢オチのようなシーンでは「これで夢オチなんてシナリオならこの映画はクソすぎるぞ!おい!!」って思ってたら1408号室に戻してくれて一安心だ。