物語はシンプルです。主人公は元金庫破りのアーキン(ジョシュ・スチュワート)。元妻の借金返済のために再び泥棒する流れになるんですが、金庫開けようと思ったところでもう一つの不審な足音に気づいちゃう。あれ、よく見たらこの家の中、殺す気満々のトラップだ大量に仕掛けてあるぞ。
そう、先客の正体は罠大好きのワナオトコさんだったのです・・・というお話。
家の中というソリッドシチュエーション、そしてこの中で繰り広げられる泥棒VS殺人鬼の極限バトル。この設定がやはり目を引きますね。かなり手に汗握る心理戦。この辺は『SAW』シリーズが好きならきっと楽しめるはず。
問題のワナオトコさんは黒いマスクを被ってますが、瞳がつぶらでちょっと可愛いです。獲物がトラップにかかるのを今か今かと待ってるシーンなんて、もうキュート過ぎて抱きしめたくなっちゃう。間違いなく殺されますけど。
そして彼の仕掛けるトラップは、どれも観るだけで痛覚をビンビン刺激されるものが多いですよ。嫌なピタゴラスイッチ。『ファイナル・ディスティネーション』シリーズに相通じるものもあるな。まあちょっと無理矢理じゃね?って感じる部分もありますが。でもワナオトコさんがシコシコトラップ準備してる姿を想像するのも、ちょっと微笑ましいですね。
勿論グロ描写もテンコ盛り。だけどこれは特に突き抜けたものはなかったかな。床一面にトラバサミ並べられてて、そこに倒れ込んで全身グサグサ噛まれちゃうシーンが面白かったくらいか。
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