ファイナル・デッドサーキット 死の描写は過去作に比べれば控えめ

劇場では3D上映だったとのことで、画面に向かって色んな物が飛んでくる描写が目立ちます。んでもって人に当たってグシャる。この手のショックホラーと3Dは相性抜群だね。

イントロのCGは過去作で死神に魅入られちゃった人達の死の瞬間のまとめ的な感じ。思えば劇中でも過去作のオマージュっぽい死に方してる人何人かいます。

ということで本編について。

今回の舞台は老朽化の進んだサーキット場。例によって予知夢を授かった主人公ニック(ボビー・カンポ)と彼の呼びかけに答えて死を免れた人々が、やはり襲いくる死の運命に必死で抗う…というお話。クライマックスでは同じく3D映画を上映中の劇場までもが大惨事の舞台となりかけてしまいます。これをニックは必死で防ごうとするのですが…

改めて思うのは、数々の前兆演出がまるでパチンコやパチスロみたいだな〜ということ。もう時間もお金もないから手を出すこともないと思うんだけど。徐々に演出が大きくなって、当たるのかスカるのか?…スカッたと思ったらやっぱり当たってた、みたいな。基本どれも確定演出なのが嫌過ぎですが。でもこの死に向かうピタゴラの組立、考えてる方は楽しそうだよな〜と思います。

そのグロ死の描写はちょっと過去作に比べれば控えめかな。3Dで観てたらまた評価も変わったかもしれませんが。一番嫌なのはやっぱりプールの排水溝にお尻の穴から内臓吸い出される男の子の死に方か。これも直接的な映像は無いんだけどね。