『24』のジャック・バウアーことキーファー・サザーランド主演。パッケにはまた「驚愕のラスト!」と大上段に構えたコピーが綴ってあります。こういうの大好きだけど、やっぱり構えて観ちゃうよね。どうやら2003年公開の『鏡の中に』という韓国映画が起源らしいですが、そちらは未見。
鏡の中に映る自分の姿がもし違う動きをしたら・・・?
ほん呪の三面鏡の動画を観てもわかるように、これってホント身体の芯から恐怖できる事象ですよね。鏡だけでなく、窓ガラスや水面に映る姿までもが襲いかかってくる。もう逃げ場なし。
鏡の謎を解くために奮戦するベンですが、これがもう『24』のジャック・バウアーにしか見えないのは幸か不幸かw もういつものように逆ギレしてますよ。そして色々と強引!「すまない」と言いつつ拳銃突きつけてくる。まあジャック・バウアーのキャラ大好きだから良いんだけどさ。大きな当たり役掴んじゃうと、そのイメージをなかなか払拭できないのは大俳優の宿命ですね。頑張れジャック。じゃなかったキーファー・サザーランド。
「驚愕のラスト!」と銘打つ作品は最近多いですが、やっぱり構えて観ちゃうよね。どうしてもハードル上がる。でも本作のラストはなかなか面白いと思いましたよ。ハリウッドアクションによくある、警察やらなんやら集まっての後片付け・・・かと思ったら実は!というのがね。さりげないけど無茶苦茶手間ひまもかかってます。
ということでアレクサンドル・アジャ監督作品、気づけば虜になってますね。
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