ゾンビ・オブ・ザ・デッド 2 ツッコミどころはかなり多い作品

アメリカ、ニュージャージー州にあるジェンテック社。ここでは軍事目的で人間をゾンビ化させるウイルスを開発中。しかしある日、ここで事故が発生し研究員達はみんなゾンビに!たまたま忍び込んでた神父さん達反対組織や、たまたま事故に気づき見回りに来た警官や、たまたま施設の近くで焚き火しながら酒や薬やらかしてる若者達が片っ端から犠牲になっていきます。

ちなみに本作のゾンビ、なかなかしぶといです。たぶん頭をクリティカルに吹っ飛ばすか、全身バラバラにしないとダメっぽい。ちょっとめんどくせえな。幸い襲ってくるゾンビは制作費の関係か基本的に数名程度なので、なんとか人間達もやっていけてるんですけどね。

しかもたぶん施設で一番偉い人、こいつ自分の部下も自らぶっ殺しちゃういい感じのクズなんですが、なんとゾンビにウイルスを再投与し、更に強力なゾンビを生成しちゃった!つっても若干動きが軽やかになって腕っ節が上がった程度ですが。どうせなら見た目もパワーアップしてくれよ!ともあれこの最凶のゾンビが唯一生き残ったヒロインの前に立ちはだかる!

しかし彼女の前に現れた救世主は、なんと彼女のアル中気味の父親でした!チェーンソー持って華麗に登場!

・・・とまあこんな感じで、ツッコミどころはかなり多い作品です。

原題が『BIOHAZARDOUS』なのを見ても分かる通り、おそらく『バイオハザード』シリーズのパクリであることは間違いありません。私が『バイオハザード』シリーズ未見なので、その辺の検証ができないのは運が良かったのか悪かったのか。