香港・タイ合作映画『the EYE【アイ】』のハリウッド・リメイク版です。
5歳で視力を失った、盲目のバイオリニスト・シドニー、姉の勧めもあり、角膜移植手術を受ける彼女だったが、視力が回復していくにつれて、彼女の目には、見えないはずのものが見えるようになる。
なぜ自分にだけ、次々と不可解なものが見えるのか?
基本的なストーリー構成なんかは、きちんとオリジナルの『the EYE』を受け継いでましたよね〜 (^0^♪
でも、やっぱり大衆ウケするように“音”や“視覚効果”頼みっていう、ハリウッドの王道とも言える怖がらせかたが満載でした。
これはこれで、まぁ、それなりに楽しんだんだけどね…
それに、他のアジア系ホラーのリメイク版に比べたら、アジア系ホラー特有の怖がらせ方も、少しは感じさせてくれましたしね。
あっ、でも盲目ならではの世の中の感じ方や、いきなり真っ暗な世界から見えるようになった主人公の戸惑いなんかは、こっちの方がよく表現されていて良かったと思いましたよ。
ラストはハリウッドらしくアレンジが加えられていて、
「その女性の目を受け継いだシドニーの目は、果たさなければならない“ある宿命”を映し出していたのだ!」って感じで、今まで彼女が観ていたものは、最期の布石になっていた。
な〜んて、いかにもハリウッド作品らしいですよねぇ。
まぁ、これがあるからオリジナルとは違って、「どうして自分にだけ、こういったモノが見えるのか?」っていうことに対しての、明確な答えを導き出すことができてるんだけど…
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