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ヘルドライバー 改造人間女と「感染者」達との血みどろバトル

確実に観る人を選ぶ作品です。

お父さんの脚をヒャッハーな弟(岸健太郎)と一緒に切り刻んでミンチにしてる極悪非道なおかん:リッカ(しいなえいひ)とその娘キカ(原裕美子)の壮絶な親子喧嘩。おかんの胸板に隕石落ちて助かった!と思ったら生きてたおかんに素手で心臓抉り取られた!そして隕石に付随のヒトデ型エイリアンに寄生されたおかんがばら撒いた死の灰で、北日本に人肉を食らう「感染者」が大量発生!

しかし、心臓取られても何故か生きてたキカは、政権奪取を目論む大沢法務大臣(ガダルカナル・タカ)の下で人造人間として蘇ったのだ! 

…というのが物語の始まり。

ストーリーだけでなく、特殊造形についてもホントに悪乗りしまくり。相変わらず水芸のように血飛沫は飛び散ります。

「感染者」達の造形も凄いことになってますよ。生首が大量に空から降ってくる映像も無茶苦茶シュール。斬り落された腕が何故かくっつきまくってアシュラマンみたくなったのとか、ガンダムハンマーみたいにへその緒くっついた赤ん坊振り回してるのとか、感染者の身体のパーツ組み合わせて車にしちゃってるのとか、もう頭おかしい人でないとこういうの考え付かないよねホント。クライマックスで大量の感染者が合体して巨人になってる映像は、クライヴ・バーカーの小説をちょっと思い出してしまった。その後ジャンボ機みたく変形してましたが。そして振り落とされた感染者達がまた下界で人食ってる。色々カオス過ぎだろおい!