ZVS ゾンビVSスナイパー モサモサしてる

物語はまとめが下手過ぎて非常に解り難いのですが、元殺し屋の牧師が、元上司の娘とともにゾンビと戦う、というお話。

この牧師さんですがファッションセンスがかなり微妙。背中にでっかい十字架のタトゥー、ベルトのバックルには日本語で「力」の文字、片目潰されたから眼帯で気分は海賊。そこまでアクションが素晴らしいってわけでもないしね。

で、彼が守るべき娘さんがまたヒッキーだし凶暴だし自己中だしお股はユルいしで、正直あんまり守りたくない。とりあえずメインキャラの二人がこれだから、感情移入はしづらいね。

それからゾンビの方ですが。なんか生物兵器として開発されたガスを戦闘機がパフッと散布したら、街のみんながゾンビになりました、と。それあまりにも酷くないですか。一番最初に出てくるJKゾンビは、昔流行ったヤマンバギャルが白くなって傷んだ感じ。後に出てくるゾンビも基本白塗りで、クオリティは相当低いです。

で、結局牧師の元上司=娘の父親がこの事態を引き起こした黒幕だったわけですが、なんやかんやで結局ゾンビに食われて死亡。しかし更にその上の人物がいるっぽい。その手先っぽい黒服グラサン(ちょこちょこ途中に存在アピールしてましたが)の指示で再び戦闘機がパフッとなんか散布したら、ゾンビが全部死にました。めでたしめでたし。ってこれ一連の流れは一体何がしたかったんだよ!

とにかく物語の流れはモサモサしてるし、画質は凄まじく悪いしで通して鑑賞するのがかなり苦痛な一本でした