珍しく、ラブシーン的なものがないゾンビ映画だった。
ヒロインが主人公の妹だからだろうか。
あ、もちろんセックスシーンとおっぱいを放り出した女ゾンビはいます。
つり橋効果的な愛の育みをしないという意味で。
母親の死によって、唯一の肉親である妹が精神的に病んで自殺を図る。そのため、精神病棟に強制収容。
面会も許されない為、主人公は妹に会う為に自分が患者として病院に侵入する。
患者は新薬の実験体にされており、ここにいてはいけないと判断した主人公は妹を連れての脱出を試みる。
患者を救う為の新薬は、それだけで死亡フラグ!
「ゾンビ」にカテゴライズされているけれど、こいつら意識ははっきりしてると思う。
何せ舞台が精神病院の為、もともと挙動や言動がおかしいので見分けが難しい。
白いコンタクトしてる人はとりあえず感染してる。
多分意識は人間のまま、ただ血を見ると凶暴性があらわになって人を食べちゃうだけ。
撃たれたら簡単に死んだり、明らかに致命傷でも甦ってきたりとどの程度の攻撃で止められるのかが分からなかったのが微妙。
全体的に、話の進み方がゲームみたいだった。
このアイテムを取って、この部屋へ行って、ここで話を聞いて脱出ルート、さらに抜け道を探して…といった風に。
話はそれなりにしっかりしていて面白かったけど、2/3ぐらいまでは前フリなので退屈。
ゾンビが暴れ始めてからはテンポ良く楽しめると思う。
最後のマッド・ドクターの「お前達を治せるのは私だけ」って台詞聞いた時は、確かに。と思った。
どうせ治せないんだろうけどな!
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