ゾンビ2009 我慢して最期まで観てほしい作品

海の真ん中で奇跡的に救助された女性、生物学者のシャロンが主人公。

彼女はある島で生ける死者たちに襲われたのだという。だがその話を信じてもらえず、精神的に不安定と言う理由で会社をクビに。毎日ゾンビの悪夢にうなされるシャロンは仏門に入り僧として生活をしていた。

だが、タイラー社が存在しないはずのゾンビの島を発見。そしてゾンビを別の島の研究所に連れ帰ったが、研究所との連絡が途絶えたと言うのだ。タイラー社はシャロンをコンサルタントとして勧誘しに来た。

シャロンはゾンビの悪夢を振り払うために再び島に向かう…という話。

イタリア製、ビデオ撮りのゾンビ映画。食人族2でおなじみのブルーノ・マッティ監督の遺作。

イタリア製と言いますが、アジア臭がプンプンするこの作品。

酒の力もあるかもしれないが、物語の終盤に子供のゾンビが出てきてから笑いが止まらなくて困った…終盤が滅茶苦茶面白い。謎過ぎるラスボスもポイントが高い。

パクリだのなんだの言われているけど、そんなことはどうでも良い。エイリアン2?なにそれおいしいの?

最初はつまらないけれど、我慢して最期まで観てほしい作品。

いや、つまらないと言っても突っ込みどころは満載なので、やっぱりしっかり観て欲しい。日本語吹き替えで。

この作品のゾンビは足が遅いくせに急に俊敏に人を襲う。見た目は全体的にどろどろと変形したようなゾンビで私好みだった。じっとしていたり急に動いたりはどうかと思うが。

特におでこに目がついていた、顔がおっさん身体は幼児のゾンビが可愛かった…!あのフィギュアがあるなら欲しい。胎児のシーンも、きっと見所のひとつ。