ドイツのスプラッター。
このオラフ・イッテンバッハという監督さんはこの手の映画ばかり撮ってるみたいです。他の作品は観た事ありませんが大体同じらしいですね。
とりあえず人体破壊部しか観る価値無いと知り合いから聞いていましたが、まさしくその通りでした。
CGではなく特殊メイクで頑張ってて、その点は素晴らしいと思います。血の色もグッドです。
ただそのくせに、やけに個々のスプラッターシーンが短いんですよ。
パッと出て場面転換てのが多い。
頑張ってはいるものの、きっと長くジックリ見せちゃうとアラが目立つんだろうなと思いましたが、特殊メイクを際立たせる為にある意味工夫してるんですね。その辺りは工夫に免じて目をつぶってあげようと優しい気持ちになれます。
しかしどうしても寛大な心では見られないのが特殊メイク以外の部分全部。
グダグダな上に前半と全く同じ展開が後半再び、というアメージングな構成。
よく「一粒で二度おいしい」とは言いますが、この作品に関しては「一粒で二度ダルい」という哀しい評価。
イッテンバッハは何を考えてるんだろうか。さっぱり分かりません。
更に意味不明な回想みたいなシーンや意味の無い時間戻しなど、無駄な工夫が結構あり本当にダルいです。
事故に遭う状況もなんか変だし。
なんか細かい所はどうでもいいんでしょうねイッテンバッハ。
つまんないです。
でも特殊メイク観るだけなら、まぁ、いいや、くらいの映画。
あとジャケの人は出てきません。誰なんだろこいつ。
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