気がついたら洞窟の中に監禁されていた見知らぬ男女5人。そこに出口はなくドラム缶に入った水と手術用のメスだけが残されている。
メスとともにあった一片のメモには「人間は30日何も食べないと死ぬ」
そして時間は1日1日と過ぎ、空腹と恐怖から殺し合いが始まる・・・ 。
ありがちな集団監禁ものですが、そんなに悪くないんです。
しかし犯人が結構裕福そうなおっさんで(シャツ着ておヒゲなんか生やしててまさにセレブぽい)、早目に顔も出してくれてサービス満点(あまりに普通のおっさんで逆にビックリ)
この時点でSAWの様な「実は監禁された中に犯人及び共犯者が交ざってた」説は消えてしまう。
更に被害者に共通点があるのかと思えば特に無い。
犯人の過去のトラウマらしき回想もあるので、なんらかの繋がりがあると思わせといて実は何も無い。
本当に単にさらってきたんだと気付いたらなんだかラストにババーンとネタバラシも無いと思うとワクワク感も消えてしまいました。
結局は極限状態の人間の狂気を見せたかっただけなのか。
な
悪くないんだけど、なんか深い様で浅い内容。
犯人は過去の自分の所業の正当性の確認がしたかったんだろうが、それだけでわざわざやるかなあんな実験(しかも初めてじゃない)
ぬくぬくとして書斎でカメラで盗み見しやがって(書斎と監視カメラの二大アイテムによりやはりセレブだと確信)
やってることに反して凄くゆるい犯人がちょっと笑えますし、犯人が「僕は...」しか台詞が無いのも切ない。
なんか煮え切らない映画でした。
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