ゴースト・オブ・マーズ 好きな人は好きなんだろうという感じ

この手のSF/ホラー系の映画でそこそこの世間的評価だと割とそそられます。ジョン・カーペンターだし。面白そうというより、なんかそそられます。

始まると2000年代の映画なのに80年代の空気が充満してて少しワクワクしましたが、でも主人公達は火星にいるのにジャージみたいなの着てるし、ジェイソン・ステイサムは少し髪があるし、なんか小さめだし、アイス・キューブはなんかオニギリみたいだし…。

正直なところ、物語よりもジェイソン・ステイサムの所構わずなヤサ男ぶり(しかも下ネタ多め)が目立ってしまって大変でした。

なんか今と違ってアクションヘボいし、小さめだし(笑)

結局ちょっとだけ活躍して死ぬし。笑いました。

本編は髪のあるジェイソン・ステイサムに気をとられるくらいなので、正直ダラダラで緊迫感も無いし…いつカート・ラッセルが出てきてゴーストハンターズみたいに大活躍(笑)してもおかしくない感じでした。

でもそもそもあいつらを倒すのは不可能なんじゃ?と思うと無駄な戦いをしてる気持ちになります。

火星のお化けの円月輪的な武器で足がもげて首が飛ぶとこと、アイス・キューブのハッスルぶり、この2つだけ良かったです。

ま、好きな人は好きなんだろうな。

余談

一番ショボかったのが音楽です。せっかくANTHRAXが担当してんのに単調でつまらないリフを繰り返すインストなんて、起用した意味が全く無い。

既存の曲使えば少なくとも戦闘シーンは2000倍は盛り上がったと思う。