デイ・オブ・ザ・デッド どうでもいい部分が気になる

ロメロのデイオブザデッド(邦題/死霊のえじき)のリメイクらしいが本家を観たのが遠い昔に一度きりなので比べたりできないので、とりあえずまっさらな気持ちで鑑賞。

今まで数あるゾンビ映画の中で最も動きの速いアクティブなゾンビ(というか病人でしょ)が登場。

さっきまで人間だったのが死んだ(?)途端いきなり顔がグチャッとなるのが変。

瞬間的すぎる。

そしてどう見ても早送りなスピードでピョンピョン跳んでくるやら重力無視して天井這うやら、しまいには弾丸を避けるから始末に負えない。そんなマッハゾンビでも火にはやたらと弱いという、なんだか微妙な存在感。

しかしそのスピードを活かした半ばアクション映画みたいな殺戮シーンやゴアシーンは、CGぽさは目立つもののなかなか良いです。

でもあれ?確か元は兵士の動きを弱くする細菌だったのに……ま、深く考えない。

全体的にはテンポが良すぎるくらいチャッチャカ進むので飽きる事は無いですが、ゾンビが全力で突っ込んでも開かない通風口を主人公は素手でスカッと開けちゃったり、車避けてるようにしか見えないゾンビがいたり、生前の記憶があり菜食主義のゾンビがいたり、突っ込まずにはいられない部分は結構あります。

そして街の名前がエルム街なのはギャグでしょうか。

あとちっとも軍人には見えない主人公、どうにかならなかったのかなー。わりと偉い地位ぽいので厳しい訓練とか積んでる筈なのに動きとかお粗末。

エリートなのだろうか、と、どうでもいい部分が気になる。