ルール アメリカの都市伝説がふんだんに登場する

というわけでシリーズが6作、シリーズとは関係あるのか無いのかわかんないのも出てるくらいの人気(?)作品。

いわゆるホラーの定番中の定番であるティーンエイジホラー。

ただ恨みつらみで殺されていくわけでなく「都市伝説」を絡めているのが新しい(と言っても少し古い映画だが)一度は聞いたことがある、アメリカの都市伝説がふんだんに登場するので、「あっ、この話知ってる」という風に楽しめます。

しかしアメリカの都市伝説なんてよくわかんないのでハテ?といった殺され方もあるにせよ、日本にもまことしやかに流れる都市伝説と同じものもあって興味深いです(ガソリンスタンドのやつ)。ま、日本の都市伝説の1部はアメリカの受け売りなんだろうけど。

テイスト的には13金にファイナルデスティネーションシリーズをまぶした感じ。純然たるホラーというよりホラーサスペンスといった具合。

1作目だけに結構しっかり作られていて、怪しい奴わんさかだし、犯人が最後までわからなかったりで意外に楽しめました。

この手のホラーにありがちな「犯人準備良過ぎだろ」「移動速すぎ」という不条理さもしっかり組み込まれてて、ある意味安心して最後まで観られます。

結局、オチを知ってしまうと「他の奴等は殺さなくて良かったじゃねえか」感もありますが、ま、1人殺されて終わってもしょうがないのでその辺は良しとします。

ラストも良いです。

正直微妙だと思ってたので嬉しい誤算でした。

余談

キャリーの母親みたいですね、あの人!ラストの怪演に拍手したいです。