内容は悪魔のいけにえと屋敷女を足してみた感じです。なのでどこかで観たことあるような展開やシーンが結構あるんですけど、そんなの気にする必要も無いです。何も考えないでただ単に無差別な残酷描写に酔いしれるといいです。
凶器も豊富でスプラッター凶器の宝石箱です。
東南アジアならではな刃物とか、いい。
序盤の展開も速いけど分かりやすいし、むしろ血塗れグチャドロシーンの時間を増やしたい一心で展開速めたのが手に取るように分かるのが潔くて好感です。
イカれた一家の母「ダラ」の女優さん(シルク姉さんか鈴木亜美みたいな顔(笑))の怪演が素晴らしいです。作り物ぽい表情がなんらかの秘密を醸し出していて凄い(本当の顔なのか疑問を抱くくらい)
若干、殺戮によるその効果(どうすれば生き永らえられるのか)が闇の中だし、場面展開が少しちぐはぐだけど、ま、許す。
ラストの爽快感〜ホラーの定石のアレまで、いかにもだけど良かった。
それにしてもこの手の映画に出てくる警察って100%役立たずで微笑ましいな!
殺され要員ご苦労様と言いたい。
屋敷女程のインパクトは無いものの、それでもこういうの嫌いな人には絶対ダメな高レベル作。
インドネシア良い映画を作るね。決して他国にひけを取らぬクオリティでした。
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