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ワナオトコ 映像表現が驚くほど秀逸

"敢えて誰にも観てほしくないためにわざと付けたような邦題が観る気を削ぐ本作。

最近こういう上辺がベタでも良い作品が結構あるから困る。「屋敷女」や「バイオレンスレイク」など。

ま、「ワナオトコ」てのは内容からすると間違ってはいないんだけど。

さて、評判はわりかし良いものの過度な期待はしないで観たんだが、これは上記の映画共々、良くできてる。

「空き巣に入った家に殺人鬼」という設定からしてなんか突飛。

とりあえず、映像が最近のヘウ&ロックのプロモみたいでかなりカッコイイ。ワナオトコさんがSLIPKNOTの誰かさんみたいなので更にそんな感じに見える。

使われてる音楽もカッコイイ。

スピード感溢れ、時にはスローモーションなども遣い、効果的に対ワナオトコさんとの戦いのテンション高く表現してます。

エンドロールまで映像のカッコ良さが特筆。

映像視点も犯人側、主人公側のニアミスを表現する所とか緊迫感があって最高。

それに最初のオープニング?みたいなのか無駄にお洒落でかっこ良かった。

B級ホラーサスペンスとひとくくりにされたくない位、映像表現が驚くほど秀逸。

中身は主人公がワナオトコから逃げる、だけで単純なんだけど、巧いこと作ったなーと思います。

そしてあの罠。

よく準備したよなとワナオトコさんに感心する。

あんなにトラバサミ用意するなんて至難じゃないか(笑)

細かいとこ考えると結構矛盾してるとこあるんだろうけど、敢えて言わない。面白かったから。借りて2回観てしまいました。

んで2回観ると犯人が大体解る。"