メン・イン・ブラック

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メン・イン・ブラックと聞くとコメディ映画を思い浮かべる人が多いだろう。映画のメン・イン・ブラックには元ネタになった都市伝説が存在する。メン・イン・ブラックは、UFOや宇宙人などの目撃者・研究者の前に現れ、警告や脅迫を与えたりさまざまな圧力や妨害を行う謎の組織のことを指す。

メン・イン・ブラックの目撃例は1950年ごろから始まる。1953年に、UFO雑誌を出版しUFO調査団体も率いていたアルバート・K・ベンダーが、突然「私は空飛ぶ円盤の背後にある秘密を知ったが、そのために黒い背広と帽子の3人の男たちから『これ以上円盤のことを書くな』と脅された」と主張し、団体を解散した。

外見は、黒の背広に黒ネクタイ、黒の革靴を履き黒レンズのサングラスを着用している。黒塗りの大型セダンに乗って3人組で訪れ、「未確認飛行物体や宇宙人の目撃を他言しないように」との警告や脅迫を行ったり、脅迫のためか目立つように目撃者の家の写真を撮影したり、家の近くをうろつきまわるとされる。

アメリカだけではなく、日本でも同様の黒ずくめの男たちの目撃例が報告されている。