私の地元にある伝説を紹介致します。
時は天正11年(1583)、宇都宮氏が治めるこの地に土佐の大軍が侵入し、城に攻め寄せてきた。
当時、城には応援に駆けつけていた上甲慶重という勇将がおり、敵を押し返していたが、馬を撃たれ敢えなく討死、慶重の馬も、手負いながら敵中で暴れまわった挙げ句、主人を追うように死んでいった。
その後、夜になると、城から出て城下の村を周り城に帰っていく「首の無い胴体だけの馬」が目撃されるようになった。
人々は、あれは慶重の馬じゃろうな・・・と、噂するようになったそうな。
ちなみに「この首なし馬、見たら死ぬ」という噂もあったりなかったり・・・。
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