日本でもっとも有名な昔話の一つ、桃太郎。
老若男女誰もが一度は聞いた事があるのではないだろうか。

猿、雉、犬をおともに引き連れ、鬼退治に行く…という話だが、後日談があるのをご存じだろうか?

鬼ヶ島から帰ってきた桃太郎は、毎日家でごろごろしていたらしい。
逆に退治された鬼は心を入れ替え、村人に謝り農作業を手伝うようになった。

そんなことがしばらく続いたある日。

ごろごろしているばかりで働かない桃太郎に業を煮やしたおじいさんとおばあさんは桃太郎の殺害を決意。
皆が寝静まった夜に桃太郎を殺し、再び桃に詰めて川に流してしまったという話がある。

他にも、鬼ヶ島から帰りその偉業に気をよくした桃太郎は、当時国を治めていた大名に謀反を計画。
しかし、計画は直前に裏切った猿よりバレてしまい、処刑されてしまう。

それ以来、犬は猿が嫌いになり犬猿の仲という言葉が生まれたとか、良い話のまま終わらない後日談が日本全国で語り継がれている。